研究開発

基礎研究から最新技術までの研究拠点
「Research & Development センター(研究開発センター)」

基礎研究から最新技術までの研究拠点「Research & Innovationセンター(R&Iセンター)」

R&Dセンターでは、お客様のニーズをリサーチし、「美と健康と環境を創造する」という基本ポリシーのもと、研究開発を進めています。最新の科学技術と充実した基礎研究、的確な技術情報をもとに、研究成果を製品に反映すべく取り組んでいます。
新製品の開発競争は、新技術・新素材の目覚しい発展により、日々激しさを増しています。新素材、新原料を探求し、最新の科学技術を駆使して科学的エビデンスにもとづいた高付加価値化粧品、化粧品ツールの研究開発を行っています。
さらに関連部署とは密に連携を図り、的確な技術情報・マーケット情報を収集したうえで、新製品の設計から評価までを迅速に行っています。
また、基礎研究をより充実させるため、大学やその他の研究機関との共同研究にも積極的に取り組んでいます。

研究開発体制

各カテゴリーの連携による質の高い製品開発を実現

各カテゴリーの開発部隊が革新的なコア技術・新商品開発を目指し研究開発を推進。さらに連携することで、新価値を創造します。
また、知財・薬事などの法務部隊と緊密に連携を取りながら研究開発を進めることで、法令を遵守した安心・安全な製品開発を機動的に進めています。

各カテゴリーの連携による質の高い製品開発を実現
タップすると拡大します。

開発部署

処方開発

スキンケア、メーキャップ製品等の処方開発

世の中にまだない使用感や効果感、機能性を求め処方検討を行います。その観点に加え、安定性や安全性の厳しい基準を満たす処方を選択し、最終的な処方を完成させます。

ツール開発

化粧塗布用具、雑貨等の開発

メーキャップの仕上がりやもちを決定する重要なアイテムである塗布用具について、用途に応じて優れた機能をもつ新奇性のある製品開発を進めています。

新規素材の開発

新規素材の開発

市場性の高い付加価値のある製品を開発する上で重要になってくる素材から新規に開発しています。持続可能(サステナビリティ)な植物由来の素材など、近年化粧品分野に限らずニーズが高まってきている素材を化粧品・化粧用具等に転用できるよう開発しています。

シートコスメ製品開発

シート状コスメの製品開発

フェイスマスクやメイク落とし、汗拭きシート等のシート状コスメの製品開発を行っています。不織布メーカーや包材メーカーと共同で新奇性の高い素材を開発しています。また、不織布・内容物(バルク)・包材・マスク形状・マスクの折り方などを複合して検討し、お客様の要望に沿うよう設計しています。

メーキャップ製品開発

主に粉体を中心としたアイテムの製品開発

パウダリーファンデーション、チーク、アイシャドウ等の製品開発を行っています。塗布用具とのマッチングも視野に入れて、ベストな処方検討や製品設計を行います。お客様から要望のあった色調を再現するため、微妙な色差にもこだわります。

新規事業開発

現有カテゴリーに当てはまらない新規事業の開発

常に将来を見据え、現在の事業カテゴリーには該当しない新たな事業の探索や発掘を行っています。タイキの次世代のコアとなる事業、技術の開発にも前向きに取り組んでいます。既存事業にこだわらず、さまざまな事業にチャレンジします。

知財

知的財産権の取得、知的戦略の策定・実行

事業戦略に応じた戦略的な特許取得や、事業を優位に進めるための知的戦略の策定および推進も行っています。

薬事

化粧品、医薬部外品の製造・販売にかかわる薬事業務全般

タイキグループで製造・販売する化粧品ならびに医薬部外品について、さまざまな法令に則って適切に薬事業務を行っています。開発案件の企画段階から薬事も連携して法令を遵守した製品の設計をしています。

開発管理

新規企画の立案、開発スケジュール管理等

マーケットや関連業界等から最新情報を収集し戦略を探り、ビジネスの柱となる商品の創出を目的として新規企画を立案しています。また、開発案件の管理および、技術のアーカイブ化も推進しています。

産学連携

最先端の技術を取り入れ、さらなる可能性を模索

さまざまな分野の企業・大学・研究機関と連携し、新世代の素材開発や新たな価値の創造に注力しています。
また、化粧品・化粧品塗布用具の官能を数値化することで「見える化」し、評価方法を確立する取り組みを行っております。

研究発表・論文発表
研究・論文タイトル 発表日 発表した学会・雑誌名
化粧用ブラシの客観的な使用感評価を目指して 2018/12/25発行 日本繊維機械学会誌「月刊 せんい」
2019年のトレンドメイクと求められる化粧品 2018/12/25発行
(Vol.13, No.2 2018)
COSMETIC STAGE

共同開発・研究
研究・開発案件名 契約日 契約締結先
化粧原料としての海綿タンパク質の開発 1999/6/1 一丸ファルコス(株)
ヘアケア化粧品原料としての海綿タンパク質の開発 2004/12/27 (株)成和化成
化粧用具用素材の物性評価と製品の使用感評価 2015/4/20 地方独立行政法人 京都市産業技術研究所

研究開発設備機器

タイキが保有しているさまざまな分析機器・評価試験機器等を用いて、素材や処方の分析、評価を行っています。
科学的根拠にもとづいた研究開発を行うことで、お客様のニーズに迅速に対応できる体制を整えています。

キーエンス・レーザー顕微鏡
キーエンス・レーザー顕微鏡
デュロメーター(引張試験機)
デュロメーター(引張試験機)
微生物試験
微生物試験

OEMに関するお問い合わせはこちら